NY生中継 エキストラとともに 藤井風 - 満ちてゆく

藤井風“エグい”と話題のNHK紅白「NY生中継」の驚きの金額 5分30秒の放送に受信料大盤振る舞いを読む。
紅白を飛ばし視聴していたとき、なんか古びた書斎風の部屋の机の前で雰囲気醸し出す歌が流れ、ニューヨークの街に意味もなくとびだす映像に当然のようにスキップした。

日刊ゲンダイの指摘までもなくきっと高額の制作費用とおもっていたが、エキストラまでを使った大掛かりなものとは思わなかった。
演出の意図を徹底するには当然のことかなと今は思う。

かなり好評ということで、絶賛礼賛のnote記事は以下のとおり。
https://note.com/masu868/n/nf7e0b6eba1d2

改めてNHKプラスで映像を確認する。
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024123118250?t=3763

やはり、最後までみるのは少し苦痛だった。
曲の終わりの後、横たわるシーンは2006年ドイツワールドカップの対ブラジル戦で負けてピッチに倒れ込み、しばらくの間起き上がらなかった中田英寿のように自己愛の極地といえる姿だ。
ニューヨークの朝の光に満ちてゆく風の欲望
youtube
https://www.youtube.com/watch?v=a1WPK3aUbJg

……2025/01/07に追記
紅白のyoutube動画をみているといくつかお勧め動画が表示され、少しおもしろい思ったのは以下のふたつ。
【神】紅白の藤井風様 "満ちてゆく" 推しシーンまとめ & 考察 & 解説

先に示したnoteの記事より強烈なファンで風様とよぶ人の紅白のシーンの熱い解説だ。
オフィシャルMVとの関連の指摘がそうなんだという納得感があった。

【難易度S】満ちてゆく / 藤井 風(激ヤバフェイクを練習しよう)【歌が上手くなる歌唱分析シリーズ】
曲そのものが一筋縄でなく、歌い方も独特でそれをなんとか真似しようとジェスチャー含めての歌唱指導の動画だ。
このように歌うと、「坊主がお経を唱えている風」になるということがよく分かる。

多分に私はこの歌唱法が薄っぺらい死生観をらしくみせるフェイクの歌になり、それが、好みから遠く離れてしまうのだろう。
風の歌より、般若心経を唱えればいいと思ってしまう。

……2025/01/10に追記
【紅白歌合戦】藤井風様のロケ地が地下鉄で20分先のところだったから行ったをみる。
中継映像に住所を示すものがあったということはみつけたのは流石在NYの人だ。
「オレンジのマフラーを求めて」という動画の副題を追記したほうがいいのかもしれない。

Duke Ellington - Mood Indigo

正月三ヶ日は過ぎ、Mood Indigo - Duke Ellington (1952 - Snader Telescriptions)を聴く。

悠然と流れる音楽はいわゆるモダン ジャズとなる前の上質なアレンジであり、その音の流れを堪能する。

Mood Indigo - Wikipediaによると"the first tune I ever wrote specially for microphone transmission"と書かれていて、ラジオのための最初に作られた曲ということで、舞台での演奏を異なり、ラジオできかれることを多少は意識しただろう。

再生リストを辿り、笹島明夫 さんの優しいギターに心ひかれた。
Happy New Year! 笹島明夫 wishing world peace 元旦に録画の初演奏

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2025年 正月の曲 John Zorn - Forbidden Fruit、Sonic Youth - NYC Ghosts & Flowers

2025年1月1日、NHKプラスで紅白歌合戦を飛ばし視聴した。
MISIAが矢野顕子と共演ということで期待していたが、ピアノ伴奏がメインで一緒に歌ったのは口ずさむ程度でガッカリだった。
もちろん、矢野顕子流のアレンジはご法度だったのでしょう。

矢野顕子はNHKオーディションに落ちた輝かしいキャリアをもっている。藤山一郎が審査員であるときに矢野顕子流の「丘を越えて」を歌ったのは立派。

紅白はネット(配信)で人気がでて、紅白出場ということで、様変わりだ。

以下の2つの歌が印象に残った。
LE SSERAFIM - CRAZY -Japanese ver.
Creepy Nuts - Bling-Bang-Bang-Born
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024123118250?t=20

紅白視聴は別として今年の意図して音楽を聴くということできいたのは以下の2曲。

1.Kronos Quartet - Forbidden Fruit 作曲 John Zorn、ターン テーブル演奏 Christian Marclay
2.Sonic Youth - NYC Ghosts & Flowers

Forbidden Fruit、今となってはノイジーな感はせず、太田裕美の気だるい声と弦楽四重奏の通常の演奏を脱した弦の音に美しさを感じ、どこか甘美な時が過ぎていく感じだ。

NYC Ghosts & Flowers、歌が終わり、ギターのノイジーな音の連続に改めて感動する。
そうして終わった後の静寂を少し愛おしむ。

歌詞を確認する。
Sonic Youth – NYC Ghosts & Flowers Lyrics
I hear your voice
I speak your name
Among New York City ghosts and flowers
ブログでは1.は太田裕美 - TAMATEBAKO、2.はNYC Ghosts & Flowers Sonic Youthで参照している。

チック・コリア - スペイン(清水ミチコ歌詞)

清水ミチコのライブ映像、世界的ジャズピアニスト チック・コリアさんの代表曲『SPAIN』 勝手に日本語の歌詞をつけて歌ってみたをみる。

聞き慣れたメロディーが語呂合わせを含む歌詞で歌われる。元のメロディーが秀抜なので、ムリムリの歌詞をつけてもきくことはできる。
気分をかえて、同じ武道館のライブより、筒美京平名曲メドレー

薬師丸は歌のモノマネはそう崩すことないのは元の歌唱が正当的なので、やむをないといえる。
「魅せられて」のチープな演出にクスリと笑う。

リターン・トゥ・フォーエヴァーの"Light As A Feather (Deluxe Edition)"よりスペインを聴く。

フラメンコ風の音付けが終わると軽快に音が続く。エレピの音は美しく、ベースの音はサポートの意味合いから主張やや強めに音をだす。楽しい快の時間だ。

再び、日本語の歌詞可能な領域となり、幻想のスペイン周遊は終わる。

やはりチック・コリアは才人だ。

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