荒木一郎 - 海

アルバム、ある若者の歌の中の曲、海を聴く。 センチメンタルに沈むには年をとりすぎてはいるが、淡い感傷がしばし心よぎるといったことは今も消えていない。歌詞を確認する。遠く果てなく続く 白い波の影に 冷たく光るあの日よ 海はかわらず過去は完全に「冷たく光る日」となり、変わらない海と対比される、それはきっと、新たな行動の起点となるのだろう。 このアルバムはレコードで購入し(買った理由…

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Ono Yoko - Open Your Box

2002年3月にOpen Your Box (Orange Factory Mix)という記事を書いた。 今回、リミックス アルバム、Ono Yoko - Open Your BoxのなかにOpen Your Box (Orange Factory Club Mix)が入っていることをしり、サイトの記事のリンクを直した。 Open Your Box (album) - Wikiped…

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Miles Davis - So What(だから何?)

マイルスのアルバム、"Kind of Blue"、名前はしっているし、中の著名な曲、"So What"もしってはいた。多分、一度はきいたことはあっただろう。しかし、印象には残っていなかった。 今般、改めてSo Whatを聴く。 漂う音の帰結先は結局テーマと思しきものに行き着く。それはいずれは音楽は終わらなけれならないということからだろう。その過程の浮遊感を十分堪能する。 にしても終…

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Sonny Clark - Deep Night

図書館の音楽のコーナーでジャズ評論家でない著者の高野雲『ビジネスマンのための<こっそり>ジャズ入門』シンコーミュージック・エンタテイメントを手にとる。 Paul Chambers - Softly As In A Morning Sunriseに書いたポール・チェンバースに関して書かれた項のオススメのアルバム3枚に上記ブログで紹介したアルバム”Paul Chambers Qui…

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Pitbull - Timber (featuring Ke$ha)

読み終わった麻布競馬場『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』集英社のP.82にこういう記述がある。お前は有楽町のペニンシュラのアフタヌーンティーに行きだしたな。深夜の恵比寿のダーツバーにも行きだしたな。ピットブルを聴いてテキーラのショットを飲んだな。『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』は上を目指して競うことで幸せを感じる、それは学歴、職業、そうして住んでいる場所で優劣を感じ、少し下の人…

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