猛暑の原因についての以下の記述は驚きだ。
気象研究者が指摘する近年の猛暑の原因について、筆者が驚いた説がある。「空気がきれいになっている」という説だ。国際規制で船舶にクリーン燃料が使われるようになったことで二酸化硫黄が大幅に削減され、中国・北京の大気汚染が大幅に改善されるなど、世界各地で空気がきれいになっている。とはいえ、「温暖化による偏西風の乱れによって、緩やかな季節変化が行われず四季が二季と感じられる要因となっている。」ということで、当然のように温暖化によることは大きい。
日本も例外ではなく、実は東京都が観測する「東京から富士山が見えた日数」が40年前に比べて倍以上に増えている。空気がきれいになると遠くの景色が見やすくなるからだ。その裏、空気がきれいになると日差しを遮る微粒子が減少し、より直接的に太陽光が届く。これが厳しい暑さを引き起こす。
記事はこう締めくくっている。
温暖化が進んでも、日本が常夏のハワイのような気候になることはない。冬は冬で、大雪や寒さへの備えが絶対に必要だ。そして、春や秋が短くなってはいるが、まだ失われてはいない。春の桜や秋の紅葉は、日本のアイデンティティといっても過言ではないだろう。気候変動が激しい時代だからこそ、四季の魅力を大切に感じていきたい。失われていく春と秋、それを詠む俳句は短い季節を惜しむ詩情だろう。といってもひと月そこそこの季節にひたるのは贅沢な感傷だろう。
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