神聖かまってちゃん - るるちゃんの自殺配信

図書館の新着本の棚に頭木弘樹『365日の絶望歌詞集』という本があり、手にとり、パラパラとみた。黒い背景に歌詞の一部が365日分白い文字で掲載されている。借り出した。
前書きにこう書かれている。
「自死「死」に関する歌詞は昔より現在のほうが多い。
1月7日に「るるちゃんの自殺配信」という歌より次の歌詞が掲載されていた。
中央線に飛びこんで
傍迷惑な奴だと言われて
いつだってそこにいたんだ
少女はさっさと死んじゃった
本にはバンド「神聖かまってちゃん」のアルバム、「児童カルテ」に収録されていると書かれている。
作詞作曲は の子。
MV、るるちゃんの自殺配信 (2023 Remaster)をみようとする。

すると次の表示、
次のコンテンツには、自殺や自傷行為のトピックが含まれている可能性があります。
ご自身の責任において視聴してください。
もちろん、「理解した上で続行する」のボタンを押す。youtubeの規制だろう。

歌詞を確認後、もう一度みてみる。

絶望に強がり、
「屋根の上で猫たちと
頭が悪い人間見下して
いつだって叫んでたんだって」
というところで、ちょと、ウルッとくる。
多分に、群れることを拒絶し、それが、現代では、「自殺配信」に至るのだろう。

2025年1月29日の小中高生の自殺、過去最多527人 24年暫定値、全体では減少:朝日新聞という記事でこう書かれている。
2024年の自殺者数(暫定値)は2万268人で、前年の確定値と比べると1569人(7.2%)減った。厚生労働省が29日、発表した。減少は2年連続。一方、小中高生の自殺は527人で統計のある1980年以降、過去最多となった。
さらに次の記述。
小中高生は、小学生15人、中学生163人、高校生349人だった。このうち男性は前年の確定値から20人減の239人、女性は34人増の288人だった。
若い女性が生きにくい国に未来はない。

ブログ村に参加しています。クリックしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 音楽ブログ 今日聴いた曲へ
にほんブログ村

この記事へのコメント