2024年ASCO シンポジウム: 高リスク限局性前立腺がんに対するSBRT 治療成績で参照したUCLAのLuca Faustino Valle氏のLuca Valle | UCLA ProfilesのPublicationsより見いだした論文である。
論文は放射線治療とホルモン治療を併用した場合、テストステロン回復に関して5つのランダム化試験から統合分析されたものである。
ホルモン治療中止後6、12、18、24、36か月時点での非去勢レベルまたは非性腺機能低下レベルへのテストステロン確率を予測するためのノモグラムも作成されている。
5 つの試験から 1,444 名が解析され、そのうち 115 名が 4 か月、880 名が 6 か月、353 名が 18 か月、36 名が 28 か月、60 名が 36 か月のホルモン治療 を受けた。
AbstractのKey findingsにmetastasis-free survival (MFS) 無転移生存期間についてこう書かれている。
MFS の利益を得るための最適な有効去勢期間は、ADT を 6 か月間受けた男性の場合は 10.6 か月、ADT を 18 か月間受けた男性の場合は 18 か月でした。私の場合、テストステロン値は計らないのですかと泌尿器科の主治医にきいたところ、「必要な場合のみ計ります」というにべもない答えで一切、計られることはなく、ホルモン治療前後のテストステロン値は不明であり、そのことは治療になんら差し支えなかった。
ホルモン治療後、性欲の減少、性的関心がほぼなくなったのはクスリによって獲得された自由ということで、得難い経験だった。
67歳のfinalventさんの2月21日のXへの投稿より引用する。
自分、老人になって、まあ、いろいろ思うんだが、基本、「ああ、人生は過ぎた玄白」だなあ。finalventさんの「前立腺癌にならない三つの方法」という投稿がおもしろい。
まあ、たぶん人によっては、70歳過ぎて「トゥンク」はあるだろうけど、汗だくで絡みあってる性行為はしなくなる(たぶん)。そういう人生の時代も過ぎた。
https://x.com/finalvent/status/1894172488239911333
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