phi:前立腺癌のリスクを判定する補助手段

がん治療】注目の前立腺がん新検査「phi」で何がわかる? 2021年から保険適用に|日刊ゲンダイヘルスケアを読む。

「phiは、前立腺がん組織の中に蓄積しやすい物質([-2]proPSAなど)を採血で測定する。」と書かれているが、いまいちよく分からなかったので、検索し次のページをみいだした。ただし、会員登録しないと全文を読むことはできない。
新たな前立腺腫瘍マーカー:プロステートヘルスインデックス(phi)とは? |Web医事新報|日本医事新報社

こう書かれている。
phiはPSA前駆体である[-2]proPSA,遊離型PSA(free PSA),総PSA(total PSA)を組み合わせ,[-2]proPSA/freeP SA×√total PSAの数式に基づき算出される指標で,前立腺癌のリスクを判定するための補助手段として,感度および特異度が最適になるように考案されています。
日刊ゲンダイには「最初にチェックする腫瘍マーカーではなく、あくまでもPSAが先」と書かれていて、次のように記載されている。
phiは、補助診断のひとつです。すべてのPSA高値の患者さんに対してphiを行うわけではありません。PSAがグレーゾーンの場合は、phiの結果が生検検査の要否に有効なひとつの手掛かりになる場合があります。
「phiは数値が高いほどがんの可能性が高くなる。phiが27.2未満ではがんの可能性は低くなる」ということで、絞って生検を行うためのもののようだ。

いずれにしろ、最終的に生検でがんか否かが決定されるが、生検をできるだけ避けようとする人にはいい指標だろう。

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