レチウス腔温存ロボット支援前立腺全摘除術(RS-RARP)

Prostate. 2023 Aug 9. を読む。

レチウス腔温存ロボット支援前立腺全摘除術(RS-RARP)と従来のロボット支援による根治的前立腺切除術 (c-RARP) とを比較した 系統的レビューとメタ分析である。
結論としてこう書かれている。
私たちの分析は、RS-RARP が安全で実行可能であることを示唆している。RS-RARP 後は、失禁の回復速度が速くなる。効力に関する成績は同様である。病理学的病期にかかわらず、RS-RARP後のPSM率(断端陽性率)に差はない。これらの所見を確認するためには、さらなる質の高い研究が必要である。
RS-RARPという手術方法がよくわからず、調べてみた。
自治医科大の資料
レチウス腔温存ロボット支援前立腺全摘除術(RS-RARP)について
こう書かれている。
膀胱の後ろ側から前立腺を取り除くといった新しい手術方法です。膀胱の前面を触らないため、従来の手術に比べ手術後の尿失禁が格段に少ないとされています。一方で前立腺を切除した断端にがんが残る可能性(切除断端陽性といいます)が少し高くなるともいわれています。
載っている図をみてもよく分からないのでもう少し調べてみた。
「レチウス腔温存 ロボット支援前立腺全摘出手術」 山口大学医学部附属病院泌尿器科 科長 松山豪泰教授
みると違いがなんとなくわかった気になった。

ブログ村に参加しています。クリックしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 病気ブログ 前立腺がんへ
にほんブログ村

この記事へのコメント