日本の小線源治療可能病院は減少

UCLAの患者向け情報 IMRT、ブラキで現在UCLAのサイトに"Brachytherapy and You"のページがない理由として私は米国において小線源治療数が減少したからではないかということを書いた。

NMP社のサイトで以前小線源療法を実施している施設一覧を掲載していたが、いまでは前立腺がんの小線源療法ページからシード研究会の以下のページをリンクしている状況だ。
http://zenritusen-seed.kenkyuukai.jp/special/index.asp?id=36320

シード研究会のページでは【前立腺癌小線源治療実施施設 日本地図2022】が公開されている。
2022年12月31日現在で87施設ということだ。

2015年の東京医療センターの斉藤史郎氏の論文では「Fig. 1 日本でのシード治療実施施設.現在まで117施設で治療が行われた.」と書かれている。
この117という値はFig. 2より2014年の数値であることがわかる。
小線源治療可能な病院の数は3/4に減少したといえる。

かつて小線源治療はどこへという記事を書いた。
日本においても米国に遅れて小線源治療が減少してきているかと思う。
日本における減少トレンドは反転するのだろうか。

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