宮本浩次 - あなた

宮本浩次といえば、獣ゆく細道での椎名林檎と共演で初めてみた。もちろん、エレファントカシマシなど知らず、なんで林檎がおじさんと共演したと思ったものだ。

宮本浩次のうたうあなたを聴く。
あなたの不在を切々と歌う。それはちいさなお家のちいさな幸せが空想であったことを示し、横にはあなたがいて欲しいとこころより望む。
小坂明子の歌声でヒットした「あなた」、少女の淡い叶えられない恋といった気分できいたものだが、宮本浩次はその歌詞の底に潜む情念を表出する。
曲をカバーするということは曲を解釈することであり、それはそれで素晴らしい。

宮本浩次、無人ピアノの演奏で「あなた」を歌う(動画あり) - 音楽ナタリーにはMVについてこう書かれている。
自動演奏のピアノに合わせ、“あなた“の不在を狂おしく歌う宮本の姿が捉えられている。
続いて、アルバムROMANCEの2曲めの「異邦人」から聴く。

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