Urol J. 2021 Oct 13;19(3)を読む。藤田医科大学 泌尿器科准教授のの髙原 健 (たかはら きよし)氏を筆頭著者とする論文だ。
2006年7月から 2019 年1月の間に小線源で治療された 969 人の患者が対象である。
「二次膀胱癌の発生率は 1.5% (n = 14) 」ということでそう高い値ではない。
奈良県立医科大学泌尿器科講師の中井 靖氏を筆頭著者とする論文、 Brachytherapy. 2022 Sep-Oct;21(5):626-634は小線源治療後の有害事象と放射線誘発性二次がんについて書かれたものだ。2004年7月から 2015 年7月の間に 小線源治療を受けた 897人の連続した患者が対象だ。二次発がんに関してはこう書かれている。
12例(1.3%)に二次発がんが発生した(膀胱癌:9例、直腸癌:3例)。藤田医科大学とそう違った値ではない。
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