板橋中央総合病院のトリモダリティ

板橋中央総合病院のダビンチ手術の説明で病院のダビンチ手術の説明ページを紹介し、長々と引用した。
引用していない文があったので、それを示す。手術の対象は「「限局がん」と一部の「局所進行がん」(前立腺の被膜や隣接する精嚢に浸潤がみられるもの)が対象」といい、こう書かれている。
私は高リスクタイプでは、術前に6~9ヵ月間かけてホルモン療法を推奨しています。腫瘍が縮小すれば被膜外への浸潤を抑え込める可能性があるからです。 精巣の男性ホルモン産生を止める薬(LH–RHアンタゴニストなど)と、 前立腺に対する副腎男性ホルモンの影響をブロックする薬(抗アンドロゲン薬)の2種類を服用します。
そうして手術の結果PSA再発しても「骨盤内腔に放射線を照射し、根治をめざすことも可能」という。
これは結果としてのトリモダリティ(手術+ホルモン両方+外照射)を想定しているものといえる。
もちろん、術後病理検査の結果によっては術後、すぐに放射線治療を行う場合もあるだろう。
チャンスは二度あるということで手術を薦める泌尿器科医も多いかと思う。
このことは一種のセールストークだろう。
「1粒で2度おいしい」
とはいって、悪性腫瘍が体外にすべて取り除ける可能性があるということは魅惑的だ。そうしてそれは術後病理検査で確認できるというわけだ。

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