昭和大学江東豊洲病院の術中プラン法による小線源治療の動画

前立腺がんの密封小線源永久挿入治療(シード治療) | 昭和大学江東豊洲病院・泌尿器科の最終行に「当科での密封小線源治療については こちらの動画 をご参照ください。」書かれていて動画がリンクされていたので、みてみた。
以下の箇所から術中プラン法による小線源治療が治療の動画とともに紹介されている。
https://youtu.be/fAxdKpvyh7s?t=400

泌尿器科医がシードの留置を行い、同時に放射線治療医が治療計画の立案を行うということだ。
泌尿器科は放射線治療医が立案した治療計画と超音波画像をみながらシードを留置すると説明している。

滋賀医大病院「説明義務による損害賠償請求訴訟」報告 ── 大津地裁に塩田浩平学長、松末吉隆病院長、河野直明医師が揃って証人として出廷 : デジタル鹿砦社通信にはこう書かれている。
河野氏の主たる主張は「小線源療法は(シードを挿入する)泌尿器科医よりも、手術計画を立案する放射線医の役割が大きく、泌尿器科の知識のある医師は(経験がなくとも)早い時期に経験を積むべきで、むしろ放射線科医師が熟練に時間を要する」との趣旨であった。

泌尿器科医は5ミリごとに区切られた、器具を利用してシードを挿入・留置するので、「泌尿器科医に特別な技術が必要だとは思わない」と何度も証言し「この術式のクオリティーは熟練した放射線治療医の計画による」とも証言した。
この法廷での証言は動画を見る限り、そうかなと思った。とはいえ、挿入の位置の正確さは最終的には泌尿器科医の手技によるだろう。
あまりにその手技が稚拙ならば計画通りの治療はできず、やはりチーム医療としての両者の技術とチームワークがいいことが大事なのは当然だ。

宇治病院、滋賀医科大の今後の治療成績に注目だ。

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