前立腺がんは、予後のいいがんではあるが、「転移が見られるステージ4では基本的にホルモン療法や化学療法しか行えず、5年生存率は5割程度」とデータを示し、PSA検査による早期の発見を勧めている。全摘手術、放射線治療、ホルモン療法といった選択肢に関して一長一短といい、次のように書かれている。
たとえば手術では、がんができた前立腺を全部取るので安心な一方、再びPSAが上昇する率も低くはない。勃起障害や排尿障害が起こり、術後1年以降も尿漏れパッドが必要な人は5~10%。放射線治療では頻尿、血尿、血便などの副作用があり、施術後数年後に起こる人もいる。IMRT 晩期障害で血尿のことを書いた。
2015年IMRT治療1年経ったときに排便後、ティッシュに少し血がつくようになり、念のために大腸内視鏡検査を12月にうけた。ポリープが確認された。1年後に再検査ということで、2016年11月に再び大腸内視鏡検査をうけた。
結果はポリープ3個を摘出し内一つは大腸がん、期間的には外照射による二次発がんといえないかと思う。祖父が大腸がんで死去したことからもIMRT 晩期障害を懸念して検査してがんを取り除くことができてよかったと思った。もちろん、断端陰性だった。
なお、血便は放射性直腸炎によるものとのことだ。
その後、とくに血便の症状はでていない。
がん摘出後、2回検査したが、コロナ禍で検査を躊躇し、また体調を崩したことあり、2019年11月にとくに問題ないことを確認した後、今年の11月まで大腸内視鏡検査は実施しなかった。
検査したら、ポリープ2個みつかり、摘出し、結果は陰性だった。
ポリープできやすい体質なのか、あるいは外照射の影響が何らか影響あったのかわからない。いずれにしろ、来年、新年はこころ穏やかにむかえることができそうだ。
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