PSA ≤ 0.5 ng/ml での救済放射線治療の開始が無転移生存率の改善に寄与

手術をしてPSA再発した場合、救済放射線治療を行う場合、0.5ng/mlになる前に開始したほうがいいということをきく。

Prostate. 2022 Oct 31. doi: 10.1002/pros.24452. を読む。

ジョンズ・ホプキンス大学のEmerson E Lee氏を筆頭著者とする論文である。1985 年から2016 年の間に救済放射線治療を受けた患者、397 人が対象である。結論として次のように書かれている。
PSA値が0.5ng/ml以下のうちに救済放射線治療を開始することは、無転移生存率(MFS)の改善と関連していた。PSA値が低いうちに救済放射線治療を開始することは、将来の前立腺がん転移のリスクを最小化するために考慮する必要がある。
前立腺がん治療の実績がある米国有数の大学の治療結果の解析ということでそれなりの信頼性はあるかと思う。

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