表 4の先行研究の一覧表をみてみた。日本の論文、6つのうち、京大の放射線腫瘍学・画像応用治療学の相澤 理人(あいざわ りひと)氏を筆頭著者とする論文、2つ以外は私のサイト、治療法比較3の一覧表に掲載している。具体的には以下のとおり。筆頭著者名とその論文を紹介しているページを示す。
小林将行:Masayuki Kobayashi氏の論文
武田賢:IMRTのPSA非再発率
田中秀和 :田中氏の論文__岐阜大学のIMRTの治療成績
富田夏夫 :トモセラピーによる10年間の治療結果(愛知県がんセンター)
相澤 理人氏の論文をみてみた。
1.Int J Clin Oncol. 2019 Oct;24(10):1247-1255.
2000 年 9 月から 2010 年 12 月に治療を受けた高リスク 184 人、超高リスク 84 人が対象
10年PSA非再発率
高リスク 72.7%
超高リスク 43.8%
6ヶ月のネオアジュバントホルモン療法しか行っていないことから、上起のような結果になったと思われる。
2.Int J Clin Oncol. 2020 Apr;25(4):713-719.
2000 年 9 月から 2010 年 11 月 106 人の中間リスクの患者が対象
5年PSA非再発率 93.2%、10年PSA非再発率 88.7%
ブログ村に参加しています。ランキングのクリック、よろしくお願いいたします。

にほんブログ村
この記事へのコメント