がん-【前立腺がん】早期発見、小線源療法を選択 | 米国医療機器・IVD工業会(AMDD)
70代後半でPSAが10.0を超えていたので、生検を行い、12本中2本が陽性であり、転移は無しで小線源単独治療を行い、10年ほどたってPSAは0・01前後で安定しているという報告である。
病期、GSは分からないが、徳島市民病院の福森知治医師のはなしが後半に書かれていて、D’Amicoで中間リスクとのことだ。
小線源致傷の利点、注意が必要なことが簡潔に書かれている。
小線源療法は低リスク群、中間リスク群のみならず、近年では高リスク群に対してもホルモン療法、外照射を併用したトリモダリティー(3種類の治療法の組み合わせ療法)で優れた成績が得られています。小線源療法は低侵襲で出血が少なく、高齢者にも施行できること、短期間の入院で治療可能であること、精液量は減少するものの性機能の温存率が高いこと、外照射と比較して直腸障害が少ないことなどが長所として挙げられます。一方で、小線源治療後に一過性の排尿障害を起こすことが多いため、治療前に重度の排尿障害を認める場合、尿閉(尿がつまること)の既往や残尿の多い場合、高度の前立腺肥大症を有する場合は注意が必要です。また、放射線性直腸炎のリスクに対処するため、前立腺と直腸の間にスペースを作って直腸の照射線量を低減させるハイドロゲルスペーサー挿入を近年施行しており、小線源療法はさらに安全な治療法になりつつあります。排尿障害に関する認識はきっと泌尿器科医で共有しているものだろう。
米国医療機器・IVD工業会(AMDD)のサイトの、がん | 米国医療機器・IVD工業会(AMDD)より次のページを読んだ。
がん-最新の検査法、治療法に浴して | 米国医療機器・IVD工業会(AMDD)
2005年9月、PSAは6.48で生検を受けた結果、「転移なし」で「がん細胞の顔つきも良い」ということで、PSA監視療法(3ヶ月毎にPSA検査)を続け、2006年8月から少し上がり気味になってきたので、半年後の2007年2月に千葉大学病院で密封小線源療法を受けたいう経験を語っている。
小線源治療は単独で治療可能な場合はやはり、治療期間が短いこと、尿失禁のリスクを懸念する場合はいい治療法なんだろう。ただ。現在は最新の治療法ということはいえない。
AMDD(一般社団法人 米国医療機器・IVD工業会)の会員企業をみると(株)メディコンの名前がみえる。
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