腺友掲示板投稿者でIMRT治療をした人に対するCandilolo ノモグラム の適用

Candilolo ノモグラムでトリノ大学のDomenico Gabriele 氏が提唱したノモグラムを紹介した。私がギリギリ低リスクだということを確認し、意を強くした。
「腺友ネット:掲示板」に投稿された人についてもう少しみてみる。
もちろん、いまは「腺友ネット:掲示板」は存在せず、腺友掲示板に完全に移行された。

まずは移行前に投稿を転載したモズさんから。
腺友掲示板 > 自己紹介 IMRTで治療するにはこう書かれている。
・告知の年齢:72歳(現在74歳)、・PSA:5.8、・GS:4+3、4+3、・陽性:2/8、・腫瘍位置:右葉、・病期:T2aN0M0
Candilolo ノモグラム
GS 4+3 48
cT2  17
PSA 5.8 0
陽性率 25% 29
年齢 72歳 0

48+17+0+29+0 = 94 低リスク

もう一人、「腺友ネット:掲示板」を開設したひげの父さん
腺友掲示板 > 自己紹介 ひげの父さんにはこう書かれている。
2004年に発覚、T3a,N0,M0、PSA147、GS9
2005年 ホルモン療法(5ヶ月)+IMRT(78Gy)
2012年 PSA再発、間欠療法中
陽性率と年齢が分からないので、少し調べた。
転移検査とその結果にはこう書かれている。
採取資料11ヶ所のうち10ヶ所よりガン細胞
プロフィール(がん関連)にこう書かれている。
2004年(当時56歳)に前立腺がん(超ハイリスク)を罹患
Candilolo ノモグラムCandilolo ノモグラム
GS 9 106
T3 58
PSA 147 96
陽性率 90.9% 81
年齢 56愛 22

106+58+96+81+22 = 363 超高リスク
数値としては最大値である。

年齢が因子にあげられ、年齢が若いことが予後が悪いということはよくわからなかった。full textにはこう書かれている。
「高齢の患者では遠隔転移または前立腺がんによる死亡の割合が低いことを示すが、PSA再発における優位性はない」と先行研究の結果を示しながらこう書かれている。
若年患者の予後が悪いことを正当化できる主な理由は2つある:前立腺がん固有の生物学的差異および年齢による患者のホルモン状態の変化、ならびに共存する疾患による死亡が少ないため、進行または死亡する可能性がより高いことである。


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