ホルモン治療と認知障害に関する系統的レビュー論文

ホルモン治療と認知症との関係については個別の論文がいろいろあり、関連している、あるいはそうでないということがいわれている。
ハーバード大学のMaxine Sun 氏を筆頭著者とする systematic review and meta-analysis 論文をみいだした。
J Urol. 2018 Jun;199(6):1417-1425
結果:
レトロスペクティブなデータでは、アンドロゲン除去療法を受けている男性において、老人性痴呆およびアルツハイマー病を含むあらゆる認知障害の相対リスクが増加したが、その差は統計的に有意ではなかった。

結論:
国際認知がんタスクフォースの基準に従って定義されたアンドロゲン除去療法の使用と全体的な認知機能障害との間のプール解析は、結論に達しないものであった。レトロスペクティブなコホート研究では、アンドロゲン除去療法後の全体的な認知機能障害のリスクは、有意ではなかった。
……腺友ネット:掲示板への:2018年11月4日の投稿より

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