『もっと知ってほしい前立腺がんの放射線療法』 IMRT選択について

『もっと知ってほしい前立腺がんのこと』でリンクした【2020年改訂】もっと知ってほしい前立腺がんの放射線療法のことより、PDFをよんでみた。
書かれている内容についてまったくしらないことは少ないといえるが、「放射線療法を受けてみますか」と いわれたあなたへに書かれた以下の文をあらためて納得して読む。
放射線療法を選ぶのか他の治療法を選ぶのか、放射線療法を選んだ場合はどの種類を選ぶのか、放射線療法と他の治療法を組み合わせるのかなど、担当医をはじめ放射線療法の専門医(放射線治療医)などとよく話し合い、自分のがんのタイプや病状のほか、価値観や人生観、生活スタイルなどさまざまな条件を考慮し、最適な治療を選択することが大切です。
米長流治療法の選択に書いたように将棋の棋士の米長邦雄さんは治療法の選択として性機能の維持を第一に考えたという。

私はどうだったか、異型腺管と診断されてがん確定まで時間があったこともあり、いろいろ書籍、Webでしらべた。ただ、まだがんではなかったので、そう熱心ではなかった。とはいっもやはり、藤野邦夫『前立腺ガン 最善医療のすすめ』実業之日本社にはおおいにい影響をうけた。
がんの確定診断を主治医からつげられたときに「小線源か手術の二択ですか」といまでは考えられない質問をした。
それに対して「外照射もあります。石葉さんはそのほうがどちらかというといいのでは」と生検後の重篤な敗血症になったことから侵襲性(体の負担)を考慮しての提案だったといまでは思う。
そうしてその言葉をきいたとき、小線源一番の迷妄がとけ、ああ、もう、体内に放射線を放つカプセルを埋め込む必要ないという安堵感を感じた。

そうして2014年 8月25日(月)15時33分に腺友ネット:掲示板に私の前立腺がん chronicleに書いている症状とPSAのグラフを示しての初投稿をした。そうすると、2014年 8月25日)22時56分にSANOZKUというハンドル名の人の驚くべき投稿があった。
掲示板が2022年8月1日(月)13:00で存在しなくなるので、リンクではなく全文を引用する。
治療方法も決めておられるのに横から失礼ですが、最近は再発を防ぐには低リスクであっても照射線量が必要という流れになっています。しかも前立腺は結構動くので位置決めしていても外部照射では逸れる可能性が高いです。

IMRTでも海外では80~85Gyの照射をするところが増えていますが、国内ではそこまで照射できる技術レベルの病院は少ないかと思います。

ご病状からすると内部照射(小線源)が良いと思うのですが如何でしょうか?
これなら外部照射換算で100Gy近くまで照射でき、しかも前立腺の移動にも対応し易いです。もちろんこの技術も容易く実現できるものではないので病院選びは最重要なポイントです。何事も100%はありませんが、この辺を研究してからでも遅くはないのではないでしょうか・・・。東京オリンピックは再発させない治療選びがポイントだと思います。治療法は自分のリスクで決めることですから差し出がましいことを申して済みません。
外照射が不正確だから小線源がいいというIMRTを治療として選んだという人に対するとうこう、それをよみ、いささか動揺したのは事実だ。やっと藤野本からの呪縛から解けたとのにという気持ち大だった。もちろん、生き方として「面倒なことはイヤ」ということを第一にしているので、この段階でセカンドオピニオンを求めるなどということを行うはずはない。
ただ、前立腺は動くということは気になり、その後、調べてブログにも書いた。

確固たる「価値観や人生観、生活スタイル」などはもちあわせず、中間リスクなので、どの治療法を選んでもたいして違うはずはないということで、主治医の勧めもあり、IMRTを選択した。

……2023/01/06 修正
掲示板が移転したので、そのアドレスでリンクした。

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