戸畑共立病院の小線源治療

腺友ネット:掲示板 2016年5月2日の記事のリンク エラーを直したものにその後の情報を追加し、以下に書く。

……
Googleで"小線源治療 PSA非再発率"という検索語で検索してみると、以下のページがヒットした。
前立腺癌の根治には密封小腺源がもっとも効果が高い! | がん治療 | 戸畑共立病院

お馴染みのGrimm医師 のメタアナリーシス論文の図にニコニコマークで当該病院のPSA非再発率を示しているのは分かりやすいといえばわかりやすい。

以下のように書かれている。
これまで、当院では333例、低リスク群 144例、中リスク群 144例、高リスク群 30例、T3(被膜または精嚢浸潤) 8例に対して密封小線源治療を組み合わせて実施しました(単独執刀医)。治療後の観察期間は中央値34か月の成績ですが、PSA再発は初期の1例のみで、ほかの症例では全例PSAは低値となっています。
最後に以下のように書かれている。
この記事をお読みになった方は、以下のサイトでも情報公開されておりますので、ご参照ください。

腺友ネット(前立腺がん患者会):
https://pros-can.net/
患者会のサイトは腺友倶楽部だが、「前立腺がんと告げられたなら、まずは「腺友ネット」(姉妹サイト)」という位置づけなので上記のように書かれてもいちがいに間違いとはいいきれない。
ただし、腺友ネットはこの病院にとっては小線源治療の情報が公開されているサイトという位置づけだ。

かつて高リスク前立腺がんで、トリモダリティーを積極的に実施している施設 | 日本メジフィジックス株式会社というページが公開されていた。(ページは消されているのでWeb アーカイブで示す)
(更新日:2016年4月22日)で戸畑共立病院が追加されていた。

当院8年間の前立腺癌治療成績 | がん治療 | 戸畑共立病院には「密封小線源治療は、短期間で治療できる点で患者さんのメリットがあり、平成20年7月より導入し、平成28年10月までの8年4か月間に434例の治療を実施しました。」と書かれている。
そうして平成28年(2016年)までの治療成績が書かれている。各リスク分類ごとのPSA非再発率を示し、こう書かれている。
当院での治療症例では、短期間ではありますが全体の98.6%でPSA再発はなく、良好な成績と思われます。
放射線治療 | がん治療 | 戸畑共立病院の治療実績をみると前立腺密封小線源治療の数は平成28年(2016年)には82件の治療実績があったが、年を経るにつれ、63、48、43と減っている。2019年が最新のデータである。

良好な治療成績でありながら、治療を希望する患者は減っている。その理由はさだかではないが、サイバーナイフM6では適応疾患として「体幹部病変 前立腺」 と書かれているので、サイバー ナイフでの治療を希望する患者が増えたのかもしれない。

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