2022年3月23日、米国食品医薬品局(FDA)は、アンドロゲン受容体(AR)経路遮断薬とタキサン系抗がん剤による治療歴を有する、前立腺特異的膜抗原(PSMA)陽性の転移去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)の成人患者の治療を効能・効果としてlutetium Lu 177 vipivotide tetraxetan(ルテチウム[Lu 177]ビピボチドテトラキセタン)(販売名:Pluvicto, Novartis社傘下のAdvanced Accelerator Applications USA, Inc.社)を承認した。「有効性の評価は、ランダム化(2:1)、多施設共同、非盲検試験であるVISION試験(NCT03511664)によって行われた。」と書かれていて以下のように臨床試験の結果について書かれている。
全生存期間の中央値は、lutetium Lu 177 vipivotide tetraxetan+標準的治療群で15.3カ月(95%CI:14.2、16.9)、標準的治療群では11.3カ月(95%CI:9.8、13.5)であった。対照群では早期脱落による打ち切りが多かったため、画像に基づく無増悪生存期間に対する効果の程度に関する解釈は限定的なものであった。記事の原文は以下のとおり。
FDA approves Pluvicto for metastatic castration-resistant prostate cancer | FDA
日本から177Lu-PSMA-617 治療をもとめて米国へ渡る人が今後いるだろうか。
多分にオーストラリアでの治療より渡航費用含め高いかと思う。
VISION試験についてはブログで転移性去勢抵抗性前立腺がんに対する177Lu-PSMA-617 NEJMの論文という記事を書いている。
ノバルティス ファーマ、ノバルティスの[177Lu]Lu-PSMA-617、進行性PSMA陽性転移性去勢抵抗性前立腺がんの治療のための初の標的放射性リガンド療法としてFDA承認取得:日経バイオテクONLINE
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