立春の日、2月4日は将棋の第80期順位戦A級 8回戦一斉対局が行われ、その結果 、一時は7冠をもっていた羽生善治九段は永瀬拓矢王座に負け、B級1組に降級となった。一時代が終わり、世代応対といえよう。といっても佐藤康光九段、将棋連盟会長はまだA級の位置を締めている。
順位戦のクラスが棋士の固定給のベースだといわれているので、将棋棋士にとって、一年をかけて戦う順位戦は重要なものだろう。
私は2月4日、ABEMA TVの解説無しの斎藤慎太郎八段 豊島将之九段戦をチラチラと確認しながら、北京オリンピック開会式をNHK+でみた。
NHK+でみるのはPCに接続したUSB DAC経由でのスピーカーの音がテレビよりいいからだ。
全体として東京2020オリンピックの開会式に比べるまでもないコンセプトがはっきりした素晴しいものだった。チャン・イーモウ監督の手腕に脱帽。
東京オリンピックはいろいろドタバタがあり、電通が主導したCMの映像の連続といったものだった。
2時間20分の式典が8分でわかるハイライト|開会式|北京オリンピックをみるとそのことはよくわかる。
北京五輪、開会式「二十四節気」のカウントダウンに「出だしから洒落てる…」「センスありすぎて感動」― スポニチ Sponichi Annex スポーツにはこう書かれている。
「二十四節気」をテーマにした映像とカウントダウンから始まった開会式。「24 雨水」から始まり、最後は「1 立春」と、この日に合わせた演出を見せた。チャン・イーモウ氏の演出意図は北京オリンピック開会式 総監督チャン・イーモウさんのねらい | 北京 冬季オリンピック・パラリンピック | NHKニュースに端的に書かれている。
豊島斎藤選は最後までみなかったが、惜しい将棋を落としたとのことだ。
来季、豊島さん、ひとつでもいいのでタイトル獲得すればよしということで、今後は気楽に応援していこうと思う。
ただ、藤井帝国は拡大し、皇帝習近平の権力は増すだろう。
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