染毛剤の使用は前立腺がんのリスクを高める

Cancer. 2021 Nov 19. を読む。
「29,133人のフィンランド人男性喫煙者の大規模でよく特徴付けられたコホートにおける毛髪染料の使用と前立腺癌リスクとの関連を調査」を報告したものだ。

結果として次のように書かれている。
DeepL翻訳
28年間の観察期間中、2703例の前立腺がんが診断されました。ベースラインで報告された通り、75人の男性が染毛剤を使用し、このうち13人が後に前立腺がんと診断されました。潜在的交絡因子の調整後、染毛剤を使用した男性は、使用しなかった男性よりも前立腺がんのリスクが大幅に高かった(HR, 1.77; 95% CI, 1.03-3.05)。
結論として書かれている「染毛剤の使用がリスクの増加に関連している可能性があることを示唆」というのは表現として穏やかであるが、喫煙者が対象ではあるが、この結果よりまずは間違いないだろう。
私はいつの頃か白髪が目立つようになり、今では白髪ジジイになってしまった。
もちろん、染毛剤などはいままで使用したことはない。面倒なことが大嫌いという信条であるのでそれはそれで一貫している。
タバコは吸わず、乳製品など特に好きだったわけではない。
父親が前立腺がんになったということもあり、私が前立腺がんになったのは遺伝的な要因が大だろうと思っている。

この記事へのコメント