もう少し読んでみようと記事一覧から前立腺がん患者からのメッセージ…セカンドオピニオンは必ず取ろう : なるほど!医療 : Webコラム : 読売新聞オンラインを読む。こう書かれている。
私は長年の医療取材の中で、セカンドオピニオン(別の医師の意見)の大切さを強く感じてきたからです。市民向けの講演やフォーラムでも、こんなことをよく話してきました。確かにいわれていることはもっともである。ただ表題の「必ず取ろう」は少し過激な表現だ。医師の提示する治療法に納得したら、ときにセカンドオピニオンは必要ではない。
「たとえば、自分の家を購入する時は、住宅展示場でモデルハウスを見て回る。あるいは、あちこちのマンションに足を運ぶ。そのうえで、複数のハウスメーカーから見積もりを出してもらい、時間をかけて比較検討してから、1社からの購入を決めるでしょう? それなのに、自分の命がかかっているがんの治療法を決めるときに、1人の医師に勧められるがままに治療を受けるのはおかしくありませんか。セカンドオピニオンは遠慮せずに取るべきです」
住宅ならば、もっといい家、もっと自身の趣味嗜好にあった家があるはずということで、モデルハウスを巡るのは当然のことだろう。
ただ、前立腺がんの治療を受ける際、もっといい治療法、もっといい病院、医師があるのではということで、セカンドオピニオンというには患者が取得可能な限られた情報を元に行うのは難しいところはある。その判断の材料が住宅ならば、少なくともみてくれということで視覚で確認できるということで簡単ではあるが、医療の場合は難しいと思う。
私の場合といえば、がんの疑いがあり、生検を受ける病院を選ぶ際、調べた範囲でHDRを除く治療すべてができる病院ということで選択し、生検をうけた病院で治療を受けようと決めていた。
その選択の条件として家から近い拠点病院であるということだった。遠くの病院へいくということは緊急時の対応を考えまったくない選択肢だった。
腺友ネット:掲示板に初めて2014年 8月25日に投稿した後SANZOKUというハンドル名をもつ人がすぐにその日のうちに返信してくれた。
私が決めたIMRT治療ではなく小線源治療が優れているので治療法を変更したらという驚くべき内容であり、小線源治療についての優位性についていまからみるとちょっと変なことを書いていた。そうして次の記述。
この技術も容易く実現できるものではないので病院選びは最重要なポイントです。暗にセカンドオピニオンを勧め、当然のように転院しての治療の勧めだった。
治療法の選択、病院の選択に迷っていると書いていたわけではないのに失礼な投稿である。
彼はセカンドオピニオンにより滋賀医科大に転院し治療を受けた人だ。
セカンドオピニオンを受け治療法を決め(転院し)治療を受けた人は自身が賢い選択をしたということでセカンドオピニオンは必ず取ろうということをいうのだろう。
それはその手間と時間が有効であったと思い、他者にも勧めるということなんだと思った。
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