2020年以降の、滋賀医大病院における「小線源治療」は、岡本医師と同水準の治療が提供されているわけではなく、これまでの岡本医師の治療とはまったく別の医療体制です。混同しないようご注意ください。どこかでみた文だと思い確認する。小線源治療:岡本圭生 医師 – syousengen.netに書かれている次の文。
2020年以降、滋賀医大病院では、新たな「前立腺がんの小線源治療」が実施されていますが、岡本医師と同水準の医療が提供されているわけではなく、これまでの岡本医師が行っていた治療とは別の医療体制です、混同しないようにご注意ください。同じ意味合いの文である。 syousengen.net は多分に一さんが構築し運営しているのだろう。
滋賀医科大で岡本医師と河野医師で実施されていた小線源治療と2020年以降は放射線治療医は同じでも泌尿器科医が異なるので別の医療体制というならば宇治病院で行われようとしている小線源治療は泌尿器科医は同じでも放射線治療医は異なるので、これもまた別の医療体制だろう。なぜそのことを注意喚起しないのか疑問だ。
岡本圭生医師の治療 これから | じじ..じぇんじぇんがんではさらにこのように書かれている。
”小線源治療における根治性は、放射線治療医の治療計画が重要なファクタ”であるという主張には同意する。このことは宇治病院での放射線治療医の力量が重要であることを意味する。
治療は、放射線治療医が計画し、放射線治療医のリードで行うというのは事実である。しかし、だからと言って「それほど技量は必要としない」ということにはならない。
放射線治療医の指示を正確に遂行できるかどうかは泌尿器科医の力量にかかっており、その手技の習得には多くの経験が必要とされると聞いている。
どのようなキャリアをもつ医師か分からず、岡本医師の小線源治療の再開、めでたいと喜ぶのは早いかと思う。
滋賀医科大で行われていた小線源治療と同等またはそれ以上か否かはひとえに放射線治療医にかかっていると思う。いまいえるのは宇治病院で実施される小線源治療は滋賀医科大で岡本医師と河野医師が行っていたものとは別の医療体制であるということだ。
小線源治療:岡本圭生 医師 – syousengen.netにはこう書かれている。
最新情報 2021年7月5日更新宇治病院で外照射併用もトリモダリティも実施すると読める。岡本医師の小線源治療再開(at 宇治病院) 外照射は別の病院で実施 ?に書いたように外照射が宇治病院と違う病院で行われるとしたら、こと高リスクに対する治療は滋賀医科大で実施されていたものと違うものとなる。岡本氏の高リスクの治療成績を報告した論文、J Contemp Brachytherapy . 2017 Feb;9(1):1-6.には外照射は"three-dimensional conformal technique"と書かれている。他の病院で通常IMRTで治療を行っているところに3D-CRTでの照射を依頼するのだろうか。依頼したとしてもすべて実施されるとは思えない。外照射を他の病院で行うということは設備もまったく違う医療体制ということになる。
岡本医師の小線源治療について
現在、宇治病院において新たな小線源治療を8月から開始する予定です。(この小線源治療とは、外照射併用、トリモダリティを含みます)
どのように実施されるのか分からないが5年もすると岡本医師は論文を発表するだろう。そのとき、私は生きているかどうか分からず、確認できるかどうかは分からない。
もし生きていたとしても治療後、10年以上経ち、前立腺がんに対する関心が継続しているかどうか、疑問だ。
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