私がコバトンさんのブログ記事で感心し、コメントしたのは2014年8月3日の以下の記事だ。
・全摘出手術はお馬鹿の選択?
コバトンさんが参照した滋賀医科大 泌尿器科学講座のページは寄附講座が開設された(岡本医師が泌尿器科所属でなくなった)のでリンク エラーとなっている。
内容を確認するためにもWebをアーカイブしているサイトWayback Machineで検索しその結果を掲示板に2019年12月12日に投稿した。
アーカイブされているページは以下のとおり。
・前立腺癌密封小線源治療 | 滋賀医科大学 泌尿器科学講座
コバトンさんが書かれているように確かに「5年でのPSA非再発率は高リスク96.3%」と書かれている。
2019年12月12日現在の寄附講座のサイトとアーカイブとの違いについて滋賀医科大寄附講座サイトのアーカイブに書いた。
滋賀医科大泌尿器科のページをみたとき、PSA非再発率の明示含め国立大学法人のページにしては宣伝匂ぷんぷんで不思議な感じがした。寄附講座のサイトになると洗練された感じがした。そうして「医療広告ガイドライン」になんなく適応した印象が深い。
コバトンさんのブログが書かれた2014年の8月といえば私はIMRT治療前でホルモン治療を行っている時期だった。あれから7年近く経ち、岡本医師が大学側に対して訴訟し、裁判の結果は別として小線源治療再開のめどがたたない状況になるとは当時予想だにしなかった。
滋賀医科大学医学部附属病院の最新医療がわかる本」によると「射線科医と泌尿器科医が、治療のコンセプトを完璧に理解し合っていないと良い治療はできないという」ということであり、多分に「完璧に理解し合っていた」優秀な医療チームが後継者をみいだすことなく消えさってしまったのは残念だ。
……2021/06/30に追記
小線源治療:岡本圭生 医師 – syousengen.net 最新情報 2021年6月28日更新 にはこう書かれている。
岡本医師の小線源治療について放射線治療医の確保のめどがたったのだろうか。
現在、宇治病院において新たな小線源治療を開始する予定で、2021年の8月頃の開始を目標に調整しています。具体的な日程については病院からの正式なお知らせをお待ちください。
それにしても一年半以上のブランクは長すぎた。
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