小線源治療の説明資料(奈良県立医大)を読んで

小線源療法(ブラキセラピー) | 奈良県立医科大学 泌尿器科学教室 ホームページにリンクされている小線源治療について 第18版を読む。
中に5年PSA非再発率とグラフが載っていたので患者数他でもととなっている論文を検索し、みいだした。

BMC Cancer. 2017 Aug 25;17(1):573.

サイトの記事を書き、比較表、治療法比較3に追記した。

D'Amico のリスク分類で5年PSA非再発率
低リスク  95.5%
中間リスク 94.6%
高リスク  94.7%

2014年の論文よりいい値となった模様。何故か中間リスクのPSA非再発率が一番低い。

「小線源治療について」で気にかかった記述。
2018 年 10 月からは、直腸と前立腺の間にSpaceOARTMという約 6 ヶ月で体内に吸収されるスペーサーを留置し直腸への線量軽減を行っています。
さらに実績についての以下の記述。
奈良医大では、2020 年 12 月末までに 1572 例の治療実績(西日本 1)があります。
岡本医師による滋賀医科大の小線源治療が終了した今、西日本の小線源治療のセンターとして今後も治療を受ける患者は増えていくだろう。

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