泌尿器科医と放射線科医の関係

前立腺がん患者が最初に診察を受けるのは泌尿器科医であり、泌尿器科は外科であるからか治療法として第一に手術を奨められることが多いかと思う。

私の場合は生検で重篤な敗血症になったこともあり、泌尿器科の主治医は一に外照射による治療を勧めた。

JASTROのNewsletter(抜粋記事)に載った がん研有明病院 泌尿器科の米瀬淳二 (よねせ・じゅんじ)医師の記述はなかなか興味深いものだった。

がん研有明病院における泌尿器科と放射線治療科との関係は「長期間放射線科病棟に泌尿器科病棟は間借りをしていた」こともあり、つきあいは続いていたと書いている。具体的には以下の表現。
おそらく日本で一番放射線治療医と宴会を行った泌尿器科医であることは間違いないと自負しています。
さらに治療法選択に関しての次の記述。
若年者にはどちらかというと手術を奨め、高齢者には放射線を奨めながら患者さんに嫌でない方を選んでいただくという基本方針で対応
山本真也氏の高リスクに対する手術の10年間の治療成績の論文を紹介したブログ記事、高リスクに対する手術の治療成績__10年PSA非再発率よりがん研有明病院は手術を積極的にすすめている病院かなと思っていた。
人とその人の経験によるのですね。

NHK健康チャンネルの進歩する前立腺がんの治療 監視療法、ロボット支援手術、放射線、ホルモン療法で米瀬医師は放射線治療に対しても客観的に説明している。


……掲示板への2020年 6月16日の投稿記事にNHK健康チャンネルの記事をリンクしたものである。

ブログ村に参加しています。ランキングのクリック、よろしくお願いいたします。
にほんブログ村 病気ブログ 前立腺がんへ
にほんブログ村

この記事へのコメント