再発または進行前立腺がんのCRPC-free、overall survival

オリゴメタスタシス 転移があるのに完治する可能性がある?Cureus. 2021 Feb 7;13(2):e13199.を参照して、その論文で参照されている論文について言及した。

論文のDiscussion にこう書かれている。
Many patients with recurring or advanced prostate cancer initially respond to ADT, and most patients show progression to CRPC after a few years [5].
Google 翻訳
再発または進行した前立腺がんの多くの患者は最初にADTに反応し、ほとんどの患者は数年後にCRPCへの進行を示します[5]。
この[5]で参照されている秋田大学の成田 伸太郎氏を筆頭著者とする論文、Int J Clin Oncol . 2020 May;25(5):912-920. を読んでみる。

転移性ホルモン未投与前立腺癌(mHNPC)と診断された9つの病院の患者が対象である。2008年から2016年の間に初期ADTまたはアンドロゲン遮断療法(CAB)を併用した605人の連続した患者の医療記録を遡及的にレビューしたものである。追跡期間中央値は2.95年。

Castration-resistant prostate cancer (CRPC):去勢抵抗性前立腺がんフリー生存期間の中央値は21.9か月、全生存期間の中央値は5.37年だった。
4つの因子の解析が記されているが、ここでは紹介は省略する。

この5.37年という値は多分にアビラテロン等の新薬の使用の結果は反映されていないのだろう。full text が有料なので、確かめてはいない。

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