昨年10月から今年2月にかけて新型コロナに感染した30代以上を対象に実施。変異株に感染した約5万5千人のうち227人が死亡したのに対し、従来型では同数の感染者のうち死者は141人だった。「英エクセター大などの研究チーム」と書かれていたので、元の論文を見出そうと検索し、Risk of mortality in patients infected with SARS-CoV-2 variant of concern 202012/1: matched cohort studyをみつけた。
「死亡率自体はなお低いものの、変異株が死者数の急激な上昇を招く恐れがある」と注意喚起した。
確かに次のように書かれている。
Of the 54 906 participants in the S gene negative arm, an average of 227 deaths occurred compared with 141 of 54 906 in the S gene positive arm (hazard ratio 1.64, 95% confidence interval 1.32 to 2.04; P<0.001) over the study period (table 2).B.1.1.7と命名された変異種に関する疫学分析を行った研究である。Public Health England - GOV.UKはこのB.1.1.7をvariant of concern (VOC-202012/1)と指定している。論文中ではこの名前で参照されている。
S gene negative の場合は VOC-202012 / 01である可能性が高いと書かれている。
Fig 2 をみると陽性の場合の差は歴然としている。カプランマイヤー生存曲線の横軸の単位は日である。
英国変異株が日本において蔓延の兆しがみえる。感染率が高くなっているということはいわれているが、死亡リスクが高まるというのも脅威である。
ワクチン接種はいつになるかわからない。人との接触を避け、生き延びるしか策はない。
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