この記事に書いていない放射線治療装置としてVarian社のものがある。
・Clinac iX(医療用直線加速器) - 株式会社バリアン メディカル システムズ
こう書かれている。
世界で4,000台以上もの納入実績をもつVarianの放射線治療装置「CLINAC iX」。広範囲な画像取得技法と多彩な治療オプションを有し,ダイナミックなモーションマネージメント技術を有します。3次元治療から定位照射及びIMRT,IGRT等の最新技術まで,現在のあらゆる放射線治療に対応する「CLINAC iX」は,顧客のニーズに応え,臨床現場をサポートします。・TrueBeam / TrueBeam Edge / VitalBeam
次の記述。
TrueBeamは,次世代の放射線治療に対応すべく開発された汎用性の高い医療用直線加速器です。定位放射線治療や強度変調放射線治療(IMRT)などを安全性を考慮して精度高く短時間に行うことが可能です。更に説明文中あげられていたもの。
・Eclipse
以下の説明。
現代の複雑な放射線治療技法を高品質かつ効率的に1つのシステムで対応する放射線治療計画用ソフトウェアTrue Beam とClinac iX両方を設置している病院がある。例えば放射線治療部門|地方独立行政法人 佐世保市総合医療センター
Eclipseは,三次元原体,電子線,陽子線,および小線源治療からIGRT,IMRT,VMATなどの高精度放射線治療まで,現代の複雑な治療技法を簡便に計画立案可能な包括的な治療計画システムです。
多分、Clinac iXが設置されていて、True Beam を追加したのだろう。
IMRTに治療に関しての治療機関の差については腺友倶楽部の「前立腺がんセミナー 患者・家族の集い 2016 大阪」の京大の溝脇氏の講演に興味深い話があった。
以下のように説明している。
外照射の特徴治療計画はソフトを用いて行っており、そのソフトの使用法のうまい下手はあるかもしれないが、別の医師が確認すると最適解がみつかり統一ができるということのようだ。
長所
3.治療レベルの統一が比較的容易
もちろん、ここでも優秀な人とそうでない人との差はあるにしてもソフトである一定のレベルは保証されているかと思う。
病院(人)による治療レベルのバラツキの大きさの順は以下のようなものだと私は思う。
手術>小線源>IMRT
……掲示板の2017年 8月25日の投稿に追記、変更したものである。
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