放送された5月18日(土曜日)は学部入学50周年の会というのに参加していてリアルタイムにみることはできなかった。
印象に残ったのはまず第一は治療法選択の表だ。
手術が高リスクを含むすべてのリスクに対応これは一般的な泌尿器科医の考え方がどうかわからないが、少なくともNHKはこの考え方を放送した。
小線源は低リスクと中間リスク
外照射はすべてのリスク
解説として出演した日本大学板橋病院の高橋悟医師、泌尿器科部長の考えだろう。
・教授紹介
サイトのTRIP試験登録病院の2016年 小線源治療数を確認してみた。
板橋病院の放射線治療の2016年の患者数は以下のとおり。
小線源単独 17板橋病院では小線源で高リスクを対象とした治療は行っていないことがわかる。
小線源と外照射併用 0
外照射 33
重ねていうが、このEテレの番組で示された治療選択の考え方が一般的かどうかはわからない。
もうひとつは実際の小線源治療の施術の様子を説明していたが、リンク シードを使用しての治療のようだった。
高橋教授は講師のとき上皇さまの前立腺がんの手術のチームの一員だったようだ。
・天皇陛下のご入院・ご手術・ご退院について - 宮内庁
なお、日本大学医学部附属板橋病院 診療科トピックス 泌尿器科にはこう書かれている。
当病院の泌尿器科では,局所限局性前立腺癌に対して密封小線源療法、IMRT(強度変調放射線治療),ロボット支援腹腔鏡下前立腺摘除術という最新治療法のすべてが施行可能となり,地域がん診療連携拠点病院としての機能をより充実させることになります。……2019年5月21日の掲示板への投稿に対して若干の追記、変更した記事である。
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