画像誘導放射線治療(IGRT) | 京都大学医学部附属病院 放射線治療科にはこう書かれている。
照射の直前や照射中に得られる患者さんの画像情報(X線画像等)を基に日々の放射線治療時の位置誤差を補正しながら正確に治療する技術です。続いて以下の記述。
IGRTには様々な方法がありますが、当院では、放射線治療機や放射線治療室に搭載されたX線透視で骨や体内に留置した小さな金属マーカー等の位置を確認する方法、赤外線カメラで体表のマーカーの位置を確認する方法、放射線治療機にCTを併設し(コーンビームCT)、治療直前の腫瘍等の位置をCTによって確認する方法が採用しています。具体的に前立腺がんに対してはどの装置が使われているのだろうか。前立腺がんに対しては動的追尾が必要ないということなので、Vero4DRT は使用していないかもしれない。
当院では、保有する4台の放射線治療機のうち、MHI-TM2000 (Vero4DRT)、TrueBeam STx、Clinac iX の3台がIGRT機能を有しております。
掲示板でモズさんという方が病状説明スレッドに2018年7月30日の投稿で次のように書いている。
K大学附属病院のインフォームドコンセントにおいて、私の放射線治療は「”Vero4DRT"という治療機器で前立腺がんを治療します」そして「この装置は高精度な治療に適しており、照射による副作用が極めて少ない特徴を持っている。また、前立腺は動きの小さい臓器であるため動体追尾治療は行わない」など治療方針、実績、合併症の説明を受けて、放射線医師の放射線治療技術を信頼し治療を委ねることにした。K大学附属病院は京都大学附属病院のことだろう。追尾機能は使わないにしても前立腺がんの治療に使っているようだ。
また越後屋さんという方が2020年12月3日の投稿でこう書いている。
治療した病院は「都立K病院」です。「都立K病院」は都立駒込病院だろう。
トモセラピーを希望していましたが、検査を進める中で先生の方から、トモセラピーの進化型veroでとなりました。
高価な放射線治療装置を導入しているので、その装置のフルの機能を使わなくても使用しているものと思われる。
……2017年8月26日の投稿を変更、追記
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