私の前立腺がん chronicleに書いているように私は2回生検した。一回目の生検は経直腸であり、日帰り生検だった。麻酔はなく、パチンパチンという音が鬱陶しかった印象があり、特に痛みは感じなかった。生検後の翌日の夕方、少し熱っぽく、変だなと思ったが解熱剤をのんでやり過ごそうと思っていた。そうすると、全身に震えがきてこれはヤバイという感じ。
生検した病院に入院し、ICUに入り、それでも一週間程度で退院できたのは吉だった。
私の症例はcase study 論文として纏められた。表題に「救命しえた」と書かれているので、ほんと、かなり重篤で死が近づいたのは間違いない。
論文にはこう書かれている。
入院時現症 :退院に関しては以下の記述。
体 温 : 38.4°C
血 圧 : 86/58 mmHg
その後全身状態は急速に改善し,入院後 6 日目に後遺症を残すことなく退院となった(Fig. 1).2回目は経会陰生検であり、全身麻酔だった。眠りでなく意識がなくなるのは変な感じ。一度しか経験できない死もこんなものかなと思った。麻酔ではないので目覚めることはないが。
入院した病室よりみた桜はとても綺麗だった。桜の季節によりによってと思った。
その日のことをやるせなく思い出し一句
初桜傷つけられた前立腺
……掲示板の2014年9月25日の投稿より一部の文を転載、追記。
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