もう滋賀医科大での治療は不可となったので、推薦の文はなくなったかと思っていたが、Ted さんの2020年7月22日の投稿にはこう書かれている。
昨日、宇〇病院 岡〇先生は小線源治療の再開を目指しているようでした。ダメもとでのコンタクトを勧めている。
すぐには出来ないようですがいずれ再開されると思います。
さらにちゅた さんのブログの2020年6月11日の記事にはこう書かれている。
本日伺った宇治病院で「岡本先生の小線源治療」を再開に向けて準備中とのこと。この文では宇治病院での実施とも読めるが、宇治病院には放射線治療科はないので、きっと別の病院での話だろう。
待っている方はたくさんおられると思います。
滋賀医大小線源患者会 – 滋賀医科大学 小線源治療患者会からリンクされている小線源治療:岡本圭生 医師 – syousengen.netには「最新情報 2020年3月17日更新」ということで以下のように書かれている。
ただし宇治病院では、治療を行える体制ではないため、新たな小線源治療(トリモダリティを含む)をどの医療機関で行うかは引き続き調整していますが、現時点では何も決まっておりません。調整中、準備中と言葉は違っても具体的な病院、期日が不明なことはかわりはない。
宇治病院で滋賀医科大で小線源治療を受けた患者に対して「再開に向けて準備中」というのはたぶんにネット上で拡散されることを期待してのことだろう。
その期待は実現されブログ、掲示板で告知された。
以前のsyousengen.netにはもう少し早い時期での再開のことが書かれていたと記憶している。(現在とページ構成は異なる)
寄附講座が閉鎖されて既に半年以上経っているのに治療再開の場所、日にちが不明なのはきっと思惑が違ったことは間違いない。
2019年下半期の治療の中止が大学側から言い渡され(症例は十分なので治療を行わず、半年論文執筆にあてよということで)、それに対して仮処分を申し立て、治療が継続となった。そのことは待機の患者にとってはよかったことかもしれないが、今年末まで再開しないとしたら特に大学と争うことなく退職し、速やかに別の病院で小線源治療を再開したほうが多くの治療を希望する患者にとってはよかったと思う。
蕎麦屋の出前のようにもうすぐですといったことをいつまで続けるのだろうか。
大学病院においては自身の開発した小線源治療の継承者を育てることはなかった。そのメソッドが企業のページに掲載されているだけでは医学的には存在していないものだ。しかるべき医学誌に発表されることは寄附講座が存続している間にはなかった。
メソッドが医学的に他の医師に公開され発展するということは今のところない。
Clinical outcomes of low-dose-rate brachytherapy based radiotherapy for intermediate risk prostate cancerにはこう書かれている。
the detailed report on this high dose seed implantation technique is now under preparation separately.……2020/09/05に追記
小線源治療:岡本圭生 医師 – syousengen.netには次のように書かれていた。
現在宇治病院では、小線源治療を行える体制ではありませんが、新たな小線源治療(トリモダリティを含む)をこの宇治病院で開始すべく現在体制の準備をすすめているところです。放射線治療医、放射線技師の目途がついたのだろうか。放射線治療装置の導入は決定済みなのだろうか。
具体的なスケジュールについては、現時点では何も決まっておりません。
……2020/12/27に追記
小線源治療:岡本圭生 医師 – syousengen.netには次のように書かれている。
現在この宇治病院において、来年(2021年)の早い時期に新たな小線源治療(外照射併用、トリモダリティを含む)を開始するために準備を進めています。(小線源治療は、外照射併用、トリモダリティを含みます)いつまでも届かない蕎麦屋の出前のようだ。
具体的な治療開始スケジュールについては、現時点では決まっておりません。
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