MSKCCの予測ツールを再度使用し

私はいままで掲示板に治療法の選択に迷っている人がいたときに、自身の状況認識の一助ということで、ブログ記事、転移している? ..MSKCCの予測ツールを使うを紹介しツールの使用を勧めてきた。昨日の投稿でもリンクした。

ということで、久々に使ってみた。更新されていることはしっていたのでどのような値になるかちょっと楽しみだった。

私のデータは以下のとおり。
年齢:64
PSA:8.22
GS(primary):3
GS(secondary):4
病期:T2aN0M0
生検陽性本数:2
生検陰性本数:12
結果は以下のとおり。
被膜内限局がんの可能性:65%
被膜外浸潤がんの可能性:32%
リンパ節転移の可能性:3%
精嚢湿潤の可能性:2%
ブログを書いたのは2016年01月09日であり4年以上前だ。「被膜内限局がんの可能性:50%、被膜外浸潤がんの可能性:50%」だったのでより良い予測となったのでちょっと嬉しい。もっとも治療後5年以上経ったので予測は今では意味あるものではない。

掲示板に投稿した人は生検本数も陽性本数もしらなかったので、日本版ノモグラムを紹介した。

改めて、私の値をみてみる。以下のようになった。
被膜内限局がんの可能性:54%
被膜外浸潤がんの可能性:34%
リンパ節転移の可能性:8%
精嚢湿潤の可能性:5%
被膜外浸潤に関してはほぼ等しい値となった。

MSKCCのツール(ノモグラム)と日本版ノモグラムの違いはまず第一に作り上げるのに基づいた患者の人数である。
MSKCC:10,000人超
日本版ノモグラム:1,188人

日本版ノモグラムは更新されることはないが、MSKCCノモグラムは頻度は分からないが更新されているようだ。

最後に日本版ノモグラムをいまいちだと思うのは、治療法の選択_掲示板の投稿よりの最後に追記として書いた日本版ノモグラムのT2の診断が画像ではなく直腸診所見によるからだ。

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