脳からつま先までコロナウイルスは大暴れ

サイエンス誌のHow does coronavirus kill? Clinicians trace a ferocious rampage through the body, from brain to toesを読む。

「ウイルスが体の周りの細胞を攻撃する方法についての急速に進化する理解のスナップショット」ということで書かれている。感染の始りについての記述。
感染者がウイルスを含んだ飛沫を放出し、他の誰かがそれらを吸い込むと、SARS-CoV-2と呼ばれる新しいコロナウイルスが鼻と喉に入ります。……鼻の裏にウェルカムホームが見つかります。彼らは、そこの細胞がアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)と呼ばれる細胞表面受容体が豊富であることを発見しました。ウイルスは細胞に侵入するためにその受容体を必要とするため、体全体を通して、通常は血圧の調節に役立つACE2の存在が感染に対して脆弱な組織をマークします。
症状については以下の記述。
ウイルスが増殖するにつれ、感染した人は、特に最初の1週間ほどの間に、大量のウイルスを流す可能性があります。この時点では症状が見られない場合があります。または、ウイルスの新しい犠牲者は、発熱、乾いた咳、喉の痛み、臭いや味覚の喪失、または頭と体の痛みを引き起こす可能性があります。
某野球選手が訴えた味覚障害について明確に記述されている。重症化の記述。
一部の臨床医は、他のウイルス感染が引き起こすことが知られている「サイトカインストーム」と呼ばれる免疫システムの悲惨な過剰反応が、重症患者の下り坂の軌跡の原動力であると疑っています。
ウイルスが攻撃する部位の図はおどろおどろしい。ただ、つま先は書かれていない。そうして次の記述。
COVID-19が血管を標的とする場合、これは、たとえば糖尿病や高血圧などにより血管に既存の損傷がある患者が、深刻な疾患のリスクが高い理由を説明するのにも役立ちます。米国の14州の入院患者に関する最近の疾病管理予防センター(CDC)のデータによると、約3分の1が慢性肺疾患でしたが、ほぼすべての人が糖尿病を患っており、半数は既存の高血圧でした。
ウイルスの攻撃の概要を理解するにつけ、やはり罹ってはいけない病気であるということを再認識した。

詩もどきを作った。もちろん、夜のコロナはクラスター発生源として深夜のクラブ、キャバクラに生息する新型コロナウイルスをふまえている。

夜のコロナ
昼のコロナ
薄明のコロナ

ACE2の豊かな地に密やかに
侵入する


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