
さらに小線源単独の治療数についても増減を示す。

2017年不明なのはアンケートに答えていないか地域で総数がランキングに入るほど多くなかったかのいずれかだろう。
全体で総数は112件、併用は67件減少している。増加しているのはそれぞれ2病院だけである。NMP社がお墨付きを与えている病院においても減少の傾向であり、トリモダリティ(小線源+外照射+ホルモン治療 )という治療法は全国の患者に積極的に受け入れられているものではない。
今回は元気なく週刊朝日MOOKのデータより小線源治療数の少ないものを含め網羅的にひろい一覧表にしたものではない。2016年のデータとして外照射併用の数の多い順の一覧も作成した。
2016年 病院ごとの小線源治療数(週刊朝日データより)
小線源+外照射の治療で年間50件を超す病院はわずかに4病院だ。その内のひとつ東京医療センターは高リスク前立腺がんで、トリモダリティを積極的に実施しているわけではなく、滋賀医科大は2020年で治療は多分大幅に縮小され、残るのは(国)埼玉病院と奈良県立医科大学病院である。ただ、奈良は2017年はデータが見当たらなかった。
いずれにしろ、トリモダリティは実施している病院は少なく極めて特別な治療であり続けていることは間違いない。
……2020/02/27に追記
表に外照射と小線源併用療法の数を加え、文も少し修正した。
……2020/02/29に追記
小線源単独の治療数についても同様に推移の分かる表を示した。
……2023/01/27 に追記
NMP社の情報がリンクエラーとなるので、NMP社の小線源治療可の病院の情報は消えたでWebアーカイブのページのリンクを示した。
……2023/05/01に変更
「高リスク前立腺がんで、トリモダリティーを積極的に実施している施設」としてWebアーカイブのページを直接リンクした。
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