がん診断から1年以内の自殺死

前立腺がんに罹ったから拳銃自殺 『ジャズメン死亡診断書』で前立腺がんと診断されて自殺したジャズメンのことを書いた。

Ain Shams University の Anas M. Saad 氏を筆頭著者とする論文、Suicidal death within a year of a cancer diagnosis: A population-based study.を読んだ。

がんの診断から1年以内の自殺リスクを調べたもので、癌診断後の自殺リスクの最近の傾向を評価した規模の大きい研究である。

膵臓がんおよび肺がんはの診断後に自殺のリスクは高く結腸直腸癌も診断後、自殺のリスクは大幅に増加した。しかし、乳がんおよび前立腺がんの診断後、自殺死のリスクは有意に増加しなかった。

結論として次のように書かれている。
自殺のリスクは、一般集団と比較してがんの診断後最初の1年で著しく増加し、この増加は癌の種類と予後によって異なる。
前立腺がんに関しては生存率 ...前立腺がんではなかなか死なないで書いたようにそう死に直面するがんではない(特に限局がんの場合)ということは周知の事実であり、診断後、一年以内に自殺する人は少ないといえるだろう。

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