いろいろ興味ある記事が掲載されている。まずは臨床試験・臨床研究から。
前立腺癌に対する超寡分割体幹部定位放射線治療の適応拡大:第Ⅱ相臨床試験
「低・中・高リスク限局性前立腺癌患者を対象に、36.25Gy/5回/15日(週2回)の超寡分割体幹部定位放射線治療を第Ⅱ相臨床試験」ということで、SBRTによる前立腺がんの治療は通常の臨床における治療ではなく臨床試験として行っている。
前立腺癌に対する超寡分割体幹部定位放射線治療の 適応拡大:第Ⅱ相臨床試験にはもう少し詳しい情報が書かれているが、なぜか線量に関する記載は見当たらない。
最新の放射線治療情報より前立腺癌の手術、放射線治療、経過観察の患者視点でのQOLの違い:CEASAR試験を読む。
論文、JAMA. 2017 Mar 21;317(11):1126-1140.、full textを解説したものだ。前立腺癌の手術と放射線治療とのQOL(生活の質)の観点からの比較した論文であり、こう書かれている。
性機能がよかった方々の中で比較すると、放射線よりも手術の方が悪化の傾向が強く3年後で統計的に有意の差がありました。治療装置には各室ごと、装置名が記載されている。3号室にはノバリスSTx(TrueBeam STx)が設置され、「前立腺癌は全例VMATで照射しています」と書かれている。
当科の概要に次の記述がある。
企業と合同で国産の放射線治療装置を開発中です。八王子病院にプロトタイプが納入されており、実用化まであと少しの状況です。企業名は明示されていないが、実用化となったらはっきりするだろう。
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