関連リンクとして前立腺がん 基礎知識:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]がリンクされているのは分かるが滋賀医科大学小線源治療学講座が二番目にリンクされている。そうして、小線源療法(ブラキセラピー) | 奈良県立医科大学 泌尿器科学教室 ホームページがリンクされている。きっと近くの大学ということと学会などでの関連からだろう。
「2017年9月からダビンチXiを導入し、ロボット支援下前立腺全摘除術を実施」ということで、岐阜大学広報 うぶね Vol.34がリンクされている。
初症例担当医師 泌尿器科准教授 仲野正博 ということで導入が紹介されている。
小線源治療については以下のように説明されている。
当院では2004年8月から小線源療法を開始し、2018年3月現在420名以上の患者さんの治療を行いましたが、ほぼ期待通りの経過をたどっています。また、当院では高リスク前立腺癌に対しては、放射線外照射とホルモン療法を併用したトリモダリティー治療を行い、良好な治療成績を得ています。そうしてD’Amico リスク分類でのPSA非再発率のグラフが掲載されていて10年PSA非再発率が記載されている。
低リスク 127人
中間リスク 129人
高リスク 24人
低リスク 95.6%
中間リスク 92.3%
高リスク 95.7%
ただし、D’Amico リスク分類の定義は記載されていない。
滋賀医科大の3. 滋賀医科大学でおこなっている前立腺癌小線源療法の特徴について | 前立腺癌小線源治療学講座 | 滋賀医科大学に掲載されているグラフ、前立腺癌治療後5年でのPSA非再発率 滋賀医大より情報は多い。(人数など)
ただし、岐阜大学の場合、どの学会の発表からかどの論文からのものかは記載されていない。
スタッフ紹介 - 医療関係者へ | 岐阜大学大学院医学系研究科 泌尿器科をみてもどの医師が小線源治療を行っているのかはすぐには分からない。
「限局性前立腺癌に対するヨウ素125密封小線源永久挿入療法後の治療成績についての後方視的検討」への協力のお願いをみると研究責任者:飯沼 光司 と書かれている。
また、飯沼氏は第 十 五 回 前立腺癌密封小線源永久挿入治療研究会 プログラム をみると一般公募演題 で発表している。
前立腺癌密封小線源療法技術講習会で引用している「第19回ヨウ素125シード線源永久挿入による前立腺癌密封小線源療法技術講習会」のプログラムの一文
Mt. Sinai 式の術中計画法 -基本とトラブルシューティング-
司会 岐阜大学 泌尿器科 仲野 正博 先生
多分、仲野准教授が小線源治療をけん引したのだろう。
仲野 正博氏は現在、泌尿器科 | 岐阜県総合医療センターで泌尿器内視鏡科部長という役職である。
小線源に関しては「当院では設備がなく施行しておりません。ご希望があれば、適切な医療機関に紹介させていただいております。」と書かれ治療は行われていない。ロボット支援手術に関しては実施しており、詳しく書かれている。
仲野内視鏡科部長は現在ロボット支援手術を行っているのだろう。
岐阜大学医学部附属病院においては仲野氏が病院を移ることはとくに問題なく、後継の医師が小線源治療を継続していると思われる。サイトで書かれている「良好な治療成績を得ているトリモダリティー治療」を止める理由はない。
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