病理医のuropatho さんが他院の標本で24本の前立腺生検をみたことからの記事である。その本数をみたとき、「勘弁して欲しいと感じたのが正直なところ」という率直な思いを書いている。
現在は12本が主流と書かれている。ちなみに私は14本だった。
本数が6本から増えたということだが、以下のように書いている。
単純に6本みるのと24本みるのとでは4倍の違いがあり、その時間も労力も、そして見落とす確率も跳ね上がります。時間と労力とリスクを甘んじて受けなければならないし、それに対するドクターフィーは同じ(1臓器に対する診断ということですので1本だろうと24本だろうと診療報酬は同じです)ということもリアルな問題としてあります。最後に「私のかかわる施設でこれ以上本数が増えないことを祈るばかりです」と文を終えている。
病理医の仕事は大変なんだなと思う。
その他前立腺に関する記事をみる。
・放射線治療後の前立腺組織像
・前立腺癌の組織像。Gleason 3+4 と 4+3。
「Gleason 3+4 と 4+3」では掲示板での投稿、Gleason score 3+4=7か4+3=7で迷う場合で引用した白石泰三 , 森永正二郎 編著『前立腺癌 (腫瘍病理鑑別診断アトラス)』文光堂のP.111の記述と同様なこと(3+4=7か4+3=7で迷うような症例に対しては治療選択の幅が広がるため 3+4=7 という診断を下すことを推奨)が書かれている。
以前、グリーソンスコア 3+4 と4+3の組織像で紹介し引用した。
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