寡分割照射の論文(日本)その2

今日サイトに高草木氏の論文 日高病院における寡分割照射と題して書いた。群馬県高崎市にある日高病院に当時所属した高草木陽介氏を筆頭著者とする論文を紹介したものだ。

日高病院は群馬大学の関連病院であり、放射線科|日高病院には以下のように書かれている。
常勤の放射線腫瘍医1名、医学物理士1名に加え、群馬大学腫瘍放射線学教室からの非常勤医師4名、非常勤医学物理士2名で診療にあたっています。さらに群馬大学医学部附属病院との間に遠隔治療計画システムを構築しており、より質の高い放射線治療を担保しています。
論文の5年PSA非再発率は以下のとおり。(リス分類はD'Amico)

低リスク  100%
中間リスク 100%
高リスク  97.6%

週3回、1回あたり3Gyで22回、計66Gy照射ということなので、寡分割照射の論文(日本)で紹介した東京女子医大と同じだ。

ネット上の寡分割照射で紹介した例 A の場合は回数は1回少ないが1回は3Gyで一日おきの照射も同じだ。
ブログの他の記述より日高病院ではなく非常勤医師を出している大学病院で治療を受けたと思われる。

例 Bともども、治療成績が論文で確認できたかと思う。
今回の掲載誌はオープンアクセスジャーナルで勝俣氏のtwitterで言及しているPLOS | Public Library Of SciencePLOS ONE なので、full textを読むことができる。

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