オープンアクセスジャーナル

オープンアクセスジャーナルは問題があるという話はきく。New England Journal of Medicine は権威があるようだが、私は医師でもなく、研究者でもないので、医学誌の評判などはとんとわからない。
治療の初期のころ、泌尿器科の主治医に「New England Journal of Medicineは有名な医学誌ですか」というピントの外れた質問をし呆れられた。というより私の質問を訝しく思った表情を思い出す。

といった話はさておき、日本医大武蔵小杉病院の勝俣範之氏は42015年5月4日にこうtweetしている。
New England Journal of Medicine誌からReviewの依頼を受けました。こんな光栄なことはないのですぐにお引き受けしました。
さらに2015年6月2日に以下のようにtweet している。
PLOSとBMCだけは例外ですが、オープン・アクセス誌の査読は基本的に断るか無視しています。ハゲタカ出版社のザル査読に加担したくはないので。
オープンアクセスジャーナルは通常著者が掲載費用を払い掲載という形態をとっている。オープンアクセスジャーナルでも専門家に依頼し、査読後、了となったものが掲載されるということは変わりはない。

学会発表の情報は査読が行われていないことからエビデンスのレベルは低い扱いになっているのだろう。
例えば、奈良医科大の田中宣道氏の業績をみると論文と研究発表に分けられている。

ちなみに高リスクに対する小線源、外照射、ホルモン治療の3者併用療法の治療成績を報告した滋賀医科大の岡本氏の論文の掲載誌、Journal of Contemporary Brachytherapy はポーランドのオープンアクセスジャーナルである。

(掲示板の2015年6月3日の投稿に追記したものである)

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