魚の摂取は大腸がんや肺がんのリスクを下げることが報告されている。一方で、魚を食べても胃がんのリスクは下がらないことが分かっており、前立腺がんにかんしては、がんになるリスクを下げることはないものの、がんになった時にがんに関連して死亡するリスクを下げる可能性があることが分かっている。 (13)津川氏の本はその論に関して論文が参照されている。ここでは前立腺がんだけ調べたので以下に記す。
(13) Am J Clin Nutr. 2010 Nov; 92(5)
選択された31の論文に対するメタアナリシス論文である。その内のひとつは日本語で書かれた以下の論文である。
日本泌尿器科学会雑誌, 99巻, 1号, 2008年: 14~21
津川氏が参照した論文の結論は次のように書かれている。
私たちの分析では、魚の消費と前立腺がんの発生率との保護的関連性についての強力な証拠は得られていませんが、前立腺がん特異的死亡率は63%低下しました。
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