同一部位への根治的放射線治療は生涯1回

以前、「放射線治療学総論」と題された東京慈恵会医科大学放射線医学講座の学生(3年生)向けの授業の資料が一般も参照可であった。
東京慈恵会医科大学放射線医学講座・3年生スケジュール表の講義内容で現在も同じ表題で講義していることが分かる。こう書かれている。
講義ファイルは学内イントラネットの講義資料掲載のページに掲載しています。
その講座資料の最後には以下のように書かれている。

同一部位への根治的放射線治療は生涯1回が原則

・照射した範囲内に再発した腫瘍の治癒線量は同一かむしろ大きい(放射線抵抗性、照射後の血流低下など)
・照射野内の遅発性反応組織は放射線損傷を記憶している(何年たっても十分な回復はしていない)
・新たな照射線量が加わることによって、遅発性反応が出現する確率が高い

・このために、原則として同じ部位への照射は生涯1回
 ただし、比較的小さい再発病変では定位照射は可能

saveしていたPDFファイルをつらつら眺めたが、やはり難しい。

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