病院のサイトの構成変更と思われるが、今は「404 - ファイルまたはディレクトリが見つかりません。」となる。
本日、同じ名称の天理医学紀要に載ったものをみつけたので、以下に記す。
・溝脇尚志 高精度外部放射線照射療法の最前線 天理医学紀要 2018 年 21 巻 1 号 p. 1-13
天理医学紀要はジャーナルについてに次のように書かれている。
「天理医学紀要」は、天理よろづ相談所病院および同医学研究所の機関誌として、1998年(平成10年)に創刊されました。当初からpeer review systemを採用し、関係分野のエキスパートの査読を経た質の高い基礎的・臨床的研究論文を数多く掲載してきました。PDFの冒頭には以下のように書かれている。
これは,2017年6月2日に天理よろづ相談所学術講演会で, 主として非専門家を対象に行われた溝脇教授の講演を当医学研究所で編集したものである.京都大学による初期の前立腺治療のIMRT、患者はうつ伏せになっているという写真は倉敷中央病院の講演で印象深かった。多分、この天理よろづ相談所学術講演会での写真(A) 京都大学で前立腺癌 IMRT を開始したころの風景)は同一のものだろう。
Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2012 Sep 1;84(1):125-9は参考文献の16としてあげられている。倉敷中央病院の講演の資料を今はみることはできないので両講演の差異を確認することはできない。
天理よろづ相談所学術講演の資料で興味深かったのは「表2 超・高リスク前立腺癌に対する各種放射線治療の長期成績」である。外照射と他の治療法との比較(オーストラリア)で示したWilcox氏の論文、J Med Imaging Radiat Oncol. 2015 Feb;59(1):125-33及び治療法比較3で一覧にあげている吉岡靖生氏の論文、Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2016 Mar 15;94(4):675-82と比較している。
次のように書いている。
京都大学の非再発生存がやや低いが,前述のとおりアジュバントホルモン療法は実施していないことに留意してほしい.これを読み、京大病院では高リスクに対してどうして頑なにアジュバントホルモン療法を実施しないのか疑問を感じる。
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