小線源治療の比較(ガーナと中国)

ガーナのKorle Bu Teaching Hospitalの小線源の治療成績を記した論文、J Contemp Brachytherapy. 2016 Oct;8(5):379-385. についてサイトでガーナの小線源治療と題して書いた。

90人の患者が対象であり、以下のようなPSA非再発率である。
7年PSA非再発率
低リスク  95.4%
中間リスク 90.9%
高リスク  70.8%

北京协和医院のPSA非再発率で示した北京の病院の論文における非再発率を以下に示す。
患者数 117人
7年PSA非再発率
・低リスク  86%
・中間リスク 79%
・高リスク  64%

値だけをみるとガーナのほうが優れている。さらに患者の内訳をみてみる。

ガーナ
Table 1によると
高リスク 24人 T3 5人(21%)

北京
Table 1及びTable 2より
高リスク 66人 T3 0人(0%)

北京はT3を対象としていない。

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