食べ過ぎが糖尿病や心血管疾患の発症を起こすメカニズム

慶應義塾大学病院KOMPAS - 慶應義塾大学病院オリジナルの医療・健康情報食べ過ぎが糖尿病や心血管疾患の発症を起こすメカニズムを解明 白川公亮(循環器内科)という記事を読んだ。

運動不足、食べ過ぎで太るとまず皮下脂肪として溜り、さらに内臓脂肪となる。私は特に太っているわけではないが、お腹廻りの脂肪は気にはなっていた。内臓脂肪が悪さをするメカニズムが分かったということだ。以下のように書いている。
内臓脂肪の炎症は、熱が出たり、痛みを伴ったりはしませんが、治ることなく持続するので、慢性炎症と呼ばれています。この慢性炎症が、糖尿病等の代謝異常を引き起こす原因であることが最近の研究で明らかになってきております。

では、内臓脂肪にあぶらが蓄積すると、なぜ、慢性炎症が起こるのでしょうか。我々は、この慢性炎症の原因に免疫細胞、とりわけ、Tリンパ球の老化が関与していることを発見しました。
さらに次のように書かれている。
マウスに高カロリー食を食べさせて太らせると、若いうちから、内臓脂肪の中で、「Tリンパ球の老化」(CD153陽性PD-1陽性Tリンパ球)が急速に進行することが分かりました。この老化したTリンパ球は、炎症を誘導する物質を大量に分泌して、他の免疫細胞を過剰に活性化しつづけることによって、内臓脂肪の慢性炎症を引き起こし、糖尿病の発症の原因となっていることを証明しました。
原論文は以下のとおり。
J Clin Invest. 2016 Dec 1;126(12):4626-4639.

ニュース | 慶應義塾大学 循環器内科に紹介記事有。

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