中村さんは2011年2月に手術を受け、病院名は推測できる程度の表記ではあるが、ブログ中陽には名前は書かなかったがリンクでは東京医科大学病院であることを示した。
そもそも手術の後、pT3bと診断されるのはどの程度なのかみてみる。
今年の1月サイトで橋本剛氏の論文__ロボット支援手術の治療成績と題して東京医科大の2006年8月から2013年8月の患者784人を対象とした論文の概要を紹介した。
full textTable 1. より病期は以下のとおり
手術前
T1c 606 (77.3%)
T2 94 (12.0%)
T2b 42 (5.4%)
T2c 35 (4.5%)
T3a 7 (0.9%)
手術後
pT0 2 (0.3%)
pT2a 102 (13.0%)
pT2b 140 (17.9%)
pT2c 383 (44.9%)
pT3a 116 (14.8%)
pT3b 38 (4.8%)
pT4 3 (0.4%)
pT3bは多くはないが5%弱ということで、やはり切ってみないと分からないということはいえる。
なお、論文の発行は2015 Febであり、中村さんの訂正病理報告書は2015年3月16日付ということなのでこの論文のpT3bの人数には多分入っていないだろう。
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